なないろ駅伝

第4回なないろ駅伝
  • 2019年3月17日(日)雨天開催
  • つくば市 洞峰公園MAP
第4回なないろ駅伝

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  • 2019年04月01日掲載

なないろスポーツフェスタ2019が盛大に開催~人々の触れ合いと笑顔で溢れる「スポーツと教育のイベント」~

第2回目となる『なないろスポーツフェスタ』は、3月17日(日)に茨城県つくば市洞峰公園で約1000人の参加者を迎えて開催された。

なないろスポーツフェスタは、人々の多様性を認め合い(ダイバーシティ)、互いを受容して(インクルージョン)、尊重し合う(ホスピタリティ)社会の実現に寄与する『スポーツと教育のイベント』として筑波大学が主催し(共催:茨城県)、企画するものである。スポーツの価値を7色に配して彩っているのは、「多種多様である人々の立場や個性が認め合いながら交じり合うことで多彩な世界が生まれる」ことを示す意味も含まれている。社会貢献・地域貢献という意義を達成するために、学生と教職員が手作りで準備し営むイベントである。

組まれたプログラムは「なないろ駅伝」「ファミリーラン」「4時間リレーマラソン」「教育プログラム(6教室)」の4つ。さらに、現役トップアスリートによるデモンストレーションも実施。子供から大人まで、様々な立場の方々が参加できるように趣向したプログラムが企図され、参加者の笑顔がたくさん見られた。


なないろ駅伝

チームを組む7人が開会式で初めて顔を合わせるところから始まる。チームの顔ぶれも多彩で「アダプティブアスリート(障がいを持ちながらスポーツを楽しむ)」「外国人」「中学生」「高校生」「大学生」「大学院生」「市民ランナー」「大学教職員」「市民アスリートランナー」「筑波大駅伝選手」という様々なカテゴリーでエントリーした参加者から成る。

自己紹介を経て、走る順番を決めてからウォーミングアップへと移る。会話も手探りだが、チームメイトを応援し励ましながら襷リレーし、走り終えると健闘を讃え合う。最終走者が走る頃には、すっかりと意気投合。最後はチームの全員でゴールテープを切るシーンは、イベントのコンセプトが具現化された瞬間を誰もが目の当たりにすることになる。感動という言葉以外に表現が思いつかない素晴らしい駅伝である。

優勝チームには、筑波大学・芸術専門学群・3年生の中山佳保子さんが想いを込めて創作したトロフィーが授与された。その出来栄えが素晴らしく、「こんな精工なものが、手作りで出来上がるのか!?」という高いレベルの技術に、受賞者と見る者は圧倒され、魅了された。

芸術の学生がトロフィーを創作するシーンはこちら(参加Tシャツのデザインも同じ学生)


ファミリーラン

小学1年~3年は、1kmの親子ランで、4年~6年は、1.5kmの個人競走。スタートから熱気に溢れ、前進気鋭の雰囲気が漂うほど。親が躍起になっている親子ペアもいれば、子供が親に激励する親子もいる。どちらも微笑ましい。それも含めて親子ランのご愛嬌と言えるだろう。


教育プログラム

小学生対象の講座を6教室で展開。その内容は、

・筑波大学 陸上競技部による「走る」「跳ぶ」「投げる」の3教室

・TIAS(つくば国際スポーツアカデミー)による「エンジョイ!イングリッシュ&スポーツ」

・筑波大学 アダプテッド体育・スポーツ研究室による「パラリンピックと障がい者スポーツを知ろう」

・CORE(オリンピック教育プラットフォーム)による「古代オリンピック体験しよう」

各教室の講師は、学生、または、大学院生で、子供たちのためになり、且つ、楽しめる内容が考えられた。子供たちが目を輝かせて、食いつくように講師役の声に耳を傾け、積極的に動いている姿がとても印象的だった。人に何かを教える時、それは教える側には周到な準備が求められる。このプログラムは、学生にとっての教育にもなっていることを付け加えておきたい。


リレーマラソン(4時間)

参加チームは、申込時にチームカラーを指定しているが、選択カラーの参加Tシャツを着るか、同色であれば他のウェアを着ることもできる。とにかく、リレーゾーンで襷リレーをする以外は全てが自由。走順も一人の周回数も筑波大生の助っ人を使うことも、オールフリーの襷リレー競走である。

仮装で走る人が華やかさを増し、親と一緒に走りたいという子供が飛び入り参加すると温かい空気が流れ、中学生や高校生のチームが活気を加え、10代から50代が一緒のファミリーのようなチームが親近感をもたらす。さらには、今回は障がいを持つ方の単独チームも参加したことで、まさに多彩な色が走り続けるリレーマラソンとなった。

4時間にも及ぶ長丁場であることから周回を重ねるに従い苦しくなっていくはずなのに、皆の笑顔が増しているように誰の目にも映ったことだろう。和気あいあいと参加者の誰もが楽しみ、最後はチーム全員で手を繋いでゴーする様は、正に、ダイバーシティ(多様性)をインクルージョン(受容)し、互いにホスピタリティ(尊重)している「本イベントが目指している世界」が現実のものになった気がした。


トップアスリートデモンストレーション

今回のゲストは、本イベントのゴールドスポンサーである関彰商事株式会社所属の魚里勇介選手。短距離を専門種目とし、100mで10秒25という素晴らしい記録をマークしているトップアスリートである。

観衆に綺麗な腿上げからのスタートダッシュを披露した後に、小学生と本気の競走。腿上げダッシュ競走、変形ダッシュ競走、ハンディ競走と数回の競い合いは、全ての競走で魚里選手に軍配が上がった。魚里選手の一瞬で加速できるトップスピードに、小学生は目を丸くしていた。

小学生たちは「物凄く速くてビックリしたけど、楽しかった」「将来は勝てるようになりたい」といった感想を興奮しながら話していたのが印象的だった。「参加してくれた子の中から、将来のスプリンターが出現するかもしれない」と思うと楽しくなってくる。


表彰式・抽選会

各プログラムの優勝者・入賞者には、下記の賞品が贈られました。受賞された方々、おめでとうございます。ご協賛いただきました企業様には、心より感謝申し上げます。

<なないろ駅伝>
筑波大学芸術専門学群の学生が手作りしたオリジナル創作トロフィー

<ファミリーラン>
6学年×男女優勝者にミズノのジュニアシューズ
6学年×男女2・3位にキャプテン翼タオル
6学年×男女2位にポカリスエットスクイーズボトルセット

<リレーマラソン>
つくばコレクションの品々
筑波大学オリジナルグッズの品々
つくばオリジナル商品の品々
足袋型トレーニングシューズ『hitoe』
花咲く峰より 筑波山の梅酒

<色対抗戦>
筑波大学オリジナルボールペン


最後になりましたが、本イベントを開催するにあたり、多くの皆様・団体様・企業様にご協力を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

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