なないろ駅伝

  • 2017年7月2日(日)雨天開催
  • つくば市 洞峰公園MAP

ゲストメッセージ

スポーツと7つの価値が身近にある社会に
オリンピアン 弘山晴美
プロフィール

ゲストオリンピア弘山晴美

「オリンピック」と「人・社会・自然」

私は、社会人になって実業団チームで陸上競技を専門にしていました。その実業団選手時代に、運良く3回のオリンピック(アトランタ、シドニー、アテネ)に日本代表として出場することができました。「運良く」という言葉通り、そこには、様々な出会いやたくさんの協力、支援があったからです。

私の実力のみで勝ち取った五輪切符ではないということを強調したいのは、何かを達成しようとした時に、「人」「社会」「自然」の繋がりが必要だと感じるからです。私は、幼少期から社会人となるまで、「人、社会、自然」の関わりの中でスポーツを通して育ちました。

アテネオリンピック

全力でメダルを目指した実業団時代

徳島県の田舎(自然溢れる中)で育った私は、子供の頃は兄に連れられ山へ遊びに行くなど、とにかく、体を動かすのが大好きでした。小学校の部活動はバレーボール部に所属していました。選手になったり、ならなかったりしながらも、とにかく、友達とスポーツ(運動)をすることを楽しみました。

かけっこが速かった私は、中学校から陸上競技部に入り、高校まで地元で競技を続けました。素晴らしい指導者との出会いがあり、全日本中学選手権で2位、高校の時は、国体で4位という好成績を収めることができたのです。この頃、ぼんやりとですが「将来はオリンピックに出たいな」と考えたことがあったように記憶しています。

実業団時代の私は、全力でオリンピックのメダルを目指しました。しかし、シドニーオリンピックのマラソン選考会で敗れ、メダルの夢は叶いませんでした。諦めずに、その後もマラソンでオリンピック日本代表を目指しましたが、結局、実現させることはできませんでした。
しかし、世界陸上の1万mで4位に入賞できましたし、世界陸上・女子マラソン団体では、銀メダルを獲得することができました。この表彰台でメダルを首からかけられた瞬間の気持ちは今でも鮮明に憶えています。
日本選手権

挑戦しながら学んだ大事なこと

オリンピックに出場することが夢だった私は、いつしか、オリンピックでメダルを獲ることが目標になっていきました。目標がどんどん高くなっていったわけですが、そこには、成功だけではない多くの失敗や挫折がありました。

シドニーオリンピック

挑戦していく過程で、私は多くのことを学び、様々なことを経験し、感じ取り、人として成長できたと思っています。常に「心とカラダ」「私と他者」「私と社会」「私と自然」を意識させられましたし、それらにきちんと対応する必要がありました。人として成長できない限り、競技力の向上はありません。スポーツは、競技力を向上させようとするほど、競技レベルのステージが上がるほどに、人としての成長が伴わないといけないと感じました。言い換えると「人として成長が止まった時点で、競技力の向上は期待できない」ということです。

私のアスリートとしての挑戦は、40歳まで続きました。その間、多くの人に支えられ、貴重な経験をし、豊かな人生を送ることができたと思っています。私を支えてくれた多くの方々、私を育ててくれた家族や先生方には、とても感謝しています。そして、私の人生を豊かにして、人として成長させてくれたスポーツには、心からお礼を言いたいです。

スポーツは多くのことを教えてくれる

そんな私も母となりました。多くの子供たちに、スポーツと触れ合う機会を増やしていきたいと思っています。スポーツを通した教育と体育に少しでも貢献できたら幸いです。この『なないろスポーツフェスタ』は、スポーツの力を借りて社会貢献する目的を持ち、オリンピック・パラリンピックの7つの価値に触れながら実践する「スポーツと教育のプログラム」が組まれている素晴らしいイベントだと思います。

7つの価値を少しでも多くの方が実践できれば、素晴らしい社会になることは間違いないと思います。スポーツは、それらが自然と実践できる場なのです。なないろの世界に、より多くの方々にご参加いただけることを心から願っています。このイベントがきっかけとなり、未来のオリンピック・パラリンピック日本代表選手が生まれたら、それは素敵なことですね。

私も当日、ゲストとして参加させていただきます。身体を動かすことの素晴らしさや汗を流す爽快感をお伝えしながら、イベントを通して、皆様と繋がることを楽しみにしています。

プロフィール
1968年9月2日 徳島県鳴門市生まれ。
中学時代から陸上をはじめ,中長距離のトラック競技、マラソンの選手として活躍。特に、トラック競技では、アトランタ、シドニー、アテネと3大会連続でオリンピック出場を果たした。世界陸上へも4度出場し、ヘルシンキ大会では10000mで4位に輝いた。
現在は、エボーリュ・アスリートLabでアドバイザー、及び「エボーリュ・ランニングクラブ」のコーチを務める傍ら、市民マラソンのゲストランナーや講演など、後進の育成やマラソンの普及に努めている。
ベスト記録:1500m 4分11秒10/3000m 8分50秒40/5000m 15分03秒67/10000m 31分22秒72/マラソン2時間22分56秒

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